ほぼ足りてまだ欲 その先

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右肩下がり

 失われた20年といわれておりましたねぇ。それを取り返したのが自民党安倍晋三でそれを傍らでにこにこしながら見ていたのが公明党なんでございましょうか。で、これから安倍晋三はどんどん右肩下がりになっていた日本を作り替えて「経済を復活する」すなわち右肩上がりに持ち直すんだといっておりますし、なんと国民の皆さんも経済を持ち直すかどうかに関心を集めているんだそうでございますよ。
 しかしですよ、客観的にご覧になって、どうやったらそんな事が実現できると考えておられるんでございましょうねぇ。どう見たって、これからは、中国が、かつて日本にそんな時期があったように、ぐいぐいと金儲けに邁進して、外国の街の一角をも買い占めたろう、なんぞと動き続ける時がやってくるわけですよね。実際の話が、わが街でも、既にあちこち、中国の方々が買い取ってしまっておりますぞ。
 これじゃならんと思ったって、何しろ金の流れはそっちに行っちゃってますから、面白かろうと面白くなかろうと、そういうことになるわけですね。
 じゃ、私たちはどうしなきゃならんのかといったら、買い取られちゃっても、金の流れがあっちに行っちゃっても、失う事のない文化を伝統として持ち続けるというような事に気を遣うしきゃないのではないかと思うのですよ。
 どうもわかりにくいのですが、表面的に中国資本にいろいろやられちゃったとしても、彼らもいつまでも右肩上がりでいけるのかといったら、私たちの国も、隣の半島の南半分の国もそうでしたけれど、必ず「破綻」つう事態が早晩起きるわけですな。その時、どうせ彼らは売り逃げようとします。我らもそうしました。そういう時は必ず焦って売り急ぎますから、足下を見て買い戻す事ができます。ここで差額で、きっと儲かります。私たちもそうして海外の資産を失いましたよ。
 その時に備えましょう。今ここで、表面の結果追求に焦ったりして、自国民からその上前をはねて企業経営を立て直したって、それは立て直しではなくて、単なるタコ部屋運営でしきゃないのですよ。それを経済の復活!だと思わされて騙されちゃなんねぇですよ!この国は成熟後衰退期に入ってんですからね。