小学校、中学校で学校内へのスマートフォンの持ち込みを解禁しようという声があるそうだ。私は全く大反対。親との連絡のために必要だといっている声があるのは知っているけれど、それがスマートフォンの持ち込みに直接つながる発想はあまりにも短絡。あまりにも高額商品に過ぎる。そしてあまりにも多岐にわたる利用方法が選択できてしまうことにもある。
公立の小学校、中学校は全ての子どもを受け入れることが条件付けられている。地域的に限定されるからそれぞれの親の経済的バックグラウンドは似通っているという結果論はあるかも知れないけれど、原則的には全ての子どもを受け入れられなくてはならない。
その点からいって、子どもにこんな高額な商品を自由に持ち込ませることはあまりにも無責任である。泰明小学校の制服についても大きな声で反対を宣言してきたけれど、あの校長はあくまでも無責任であることは否めない。それぞれの国はそれぞれ、鼻持ちならない子どもたちが集まっている学校がある。千代田区の麹町とか、台東区の黒門とか、学区外から交通機関を使って通ってくる子どもたちがその大半を占める公立小学校はあるものの、あくまでも全ての子どもに開放されているべきで、スマートフォン持ち込みを許可するのは、地域住民を馬鹿にしている。南青山児相反対層と同じアナのムジナ。
