衆議院の予算委員会でのやりとりを聞いていると、どうやら老齢年金にかかわるこれまでの社会保険庁が犯した記録の改竄、記録の消失といった致命的な過ちはもうほぼ取り返すことができない。安倍の阿呆二世やその前の「百年は持つッ!」と啖呵を切ったノー天気二世なんかが云っていたことはお為ごかしでしかなくて、その場しのぎでしかなかった。もう舛添君もいつまでもごねていないで、ダメだと、これ以上やればやるほど悪くなると認めよう。そうしないと後々になって君はごねて年金を払わないで国庫を守った男として記憶される人間に成り下がるぞ。
私の友達の中に苗字に「田」という文字が入っているのがいる。彼が社会保険事務所に行って調べてもらったらどうしても欠落があって、記録に出てこないというのだけれど、「私の名前はこれをdaと読んでいますが、taで読んだら?」といったら出てきたんだそうだ。たったこれっぱかりの創造力すら兼ね備えていない窓口職員がやってんだから進むわけがない。端末で自分で自分の記録を探す、というようにできないものだろうか。キーワードを自分で入れていくと云うようには。
こんな職員でやっていくんだから、この際年金記録が欠落していると主張する人に対してはもう無条件で認めていったらどうだ。それしか解決の方法は見つからないぞ。それは永遠に続くわけではなくて、その人が死んじゃうと終わるんだから今すぐそうすればいいじゃないか。そして税方式への転換を平行していくと云うことではどうだ。