ほぼ足りてまだ欲 その先

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教育勅語

 日本会議柴山昌彦がこともあろうに文部科学大臣なんかになっちゃった。その会見の席で、「(教育勅語を)アレンジした形で今の道徳等に使える分野は十分にあると言う意味では普遍性が見て取れる」といってしまった。不遜なことをいう奴で、日本会議のメンバーのくせに天皇陛下が仰った言葉である勅語をアレンジするだなんていっていて、彼らの中で「不敬である!」といわれないんだろうかねぇ、と心配したりしてね。
 知ってんのか知らないのか知らないが、教育勅語には「常に国憲を重んじ、国法に遵い」つうのがあるんだけれど、日本会議がやっていることは国の憲法を重んじてないよね。教育勅語がいっている「国憲」というのは大日本帝国憲法だから日本国憲法なんてどうでも良い、と思っている国家公務員に準じる国会議員がそれじゃ、日本国憲法に違反してんだけれど、その辺はどうするんだろうかと、なんだか無茶苦茶になっちゃいそうだけれどね。
 挙げ句の果てに「一旦緩急あれば」国に命を捧げる、ってんだから、冗談じゃないよ。おいおい、この期に及んで「天皇陛下、万歳!」かい?当の天皇陛下が「やめて下さい!」っていいますぞ。
 柴山君、キミがまず最初に国に命を捧げてみて下さい。どうやったら良いのか教えてみて下さい。まず君が!

 追記:面白い現代語訳を高橋源一郎がやってくれています。こちらをご覧下さい。